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Vol.76

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      R E I C マ ガ ジ ン  Vol.76       
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2018.1.5 ━━━━━
謹んで新春のごあいさつを申し上げます。
本号が新春第一号となります。本年もご愛読のほど、よろしくお願いいたします。
年末からの強烈寒波の影響で大雪となる地域が相次いでいます。
「除雪作業は2人以上で」を筆頭に、安全な作業をするためのチェックを
心がけましょう。

━━━ INDEX ━━━
[1] 年頭のご挨拶 REIC会長 早山 徹

[2] REICニュース
  1. 「第17回国土セイフティネットシンポジウム」のご案内
  2. 「ぎゅっとぼうさい博!2018」のご案内

[3] 断層トリップ

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 [1] 年頭のご挨拶  REIC会長 早山 徹 
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 明けましておめでとうございます。
 昨年中は、会員の皆様、関係者の皆様にご支援、ご協力を頂き、衷心より
御礼申し上げます。お陰様でREICはこの一年、緊急地震速報の配信、緊急
津波避難情報システムの実用化、国土セイフティネットシンポジウムの開催
など、予定された事業が順調に推移し、ほぼ予定通りの成果を上げることが
できました。
さて、新しい年を迎え、防災に関する手法やシステムが大きく変わる年に
なるように思われます。東日本大震災の教訓も踏まえた、様々な研究開発が
収穫の時期を迎えようとしており、得られた知識や情報を極力広く伝達・共有
し、あるいは社会実装して、実際の防災に役立てようとする試みが進んでい
ます。
 先ず、気象庁が緊急地震速報の精度向上を目的として検討を重ねてきました
緊急地震速報の高度化の準備が整い、運用が開始されることになりました。
REICとしては会員の皆様がスムースに新方式に移行出来るように、準備を
進め、適切な支援を行う方針です。
また、防災関連の研究開発に対する国の方針は、単なる知識の集積ではなく、
社会実装等を通して市民の命を守る具体的な成果を求めるようになって来て
います。その一つとして、国立研究開発法人防災科学技術研究所(防災科研)
で進めてきたリアルタイム地震被害推定情報を民間で活用するために実験
コンソーシアムを立上げ、REICがそのお世話役を務めることになっています。
 また、その他にも、防災科研では気象災害軽減化コンソーシアム、首都圏
レジリエンスプロジェクトを立ち上げ、最近リスクが高まっている気象災害、
首都圏直下地震の減災に向けた取組を推進しています。
 REICはもともと緊急地震速報の民間での実証実験を通して緊急地震速報の
実用化に貢献した実績があり、防災に係る情報を広く共有して防災に役立てる
分野で貢献していきたいと考えています。
その意味で、REICの防災における役割も増大する傾向にあり、防災科研とも
協力して積極的に取り組んで参りたいと思います。
 本年も宜しくお願い致します。
                                      
    以上

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 [2] R E I C ニ ュ ー ス
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1.  第17回国土セイフティネットシンポジウムのご案内

 【総合テーマ】
 「災害から学ぶ新たな防災技術 ~Society5.0で活かす防災技術~」

 日 時 : 平成30年2月8日(木)13:00~17:00
 場 所 : パシフィコ横浜 アネックスホール I・J会場
 主 催 : 国立研究開発法人防災科学技術研究所
       特定非営利活動法人リアルタイム地震・防災情報利用協議会
 後 援 : 文部科学省、内閣府、国立研究開発法人理化学研究所、
      公益財団法人地震予知総合研究振興会,、東京商工会議所、
一般社団法人東北地域づくり協会、NPO法人日本防災士会

※プログラムはこちら http://u0u1.net/GNgo
※シンポジウム参加申込みは、第22回「震災対策技術展」横浜の
 ホームページよりお申込みください。
 「2/8(木)アネックスホール 第17回国土セイフティネットシンポ
 ジウム」を選択してお申込みください。
 https://www.shinsaiexpo.com/yokohama/semi-form/

◆ 「震災対策技術展 横浜」パンフレット配布受付のご案内

上記シンポジウムが開催される「震災対策技術展」(2/8-9)では
REICは今年も「展示ブース」を出展します。是非こちらもお立ち寄り下さい。
また、このREIC展示ブースでは、会員各社のパンフレット等の配布を
行うことが可能です。この機会に貴社の製品・サービス等のPRに
ご活用いただければ幸いです。

 募集対象  : 配布資料(パンフレット等)
 費用(税込): 配布資料(300部)10,800円
 申込方法  : 1月22日(月)までにREIC事務局までお申込みください。
 配布資料の事前送付先:
   〒111-0054 東京都台東区鳥越2-7-4 エス・アイビル4階
   リアルタイム地震・防災情報利用協議会 事務局
 
なお、震災対策技術展の概要などは下記の主催者ホームページを
ご覧ください。 http://www.shinsaiexpo.com/yokohama/

2.  「ぎゅっとぼうさい博!2018」のご案内

文部科学省・地震調査研究推進本部による「ぎゅっとぼうさい博!2018」が
池袋サンシャインシティにて開催されます。
~1日でぎゅっと防災・減災が身につく博覧会~と題し、国の研究機関や
大学・民間企業が集結して様々な防災情報を提供します。
REICは「緊急地震速報を知ろう!」と題した展示を行います。
また、REIC正会員である日東工業(株)による、防災セミナーも
開催されます。
皆様お誘い合わせのうえ、ぜひお運びください。

日 時 : 平成30年1月27日(土)10:00~17:00 
会 場 : 池袋サンシャインシティ文化会館2階 展示ホールD
(豊島区東池袋3-1-1)
入場料 : 無料
主 催 : 文部科学省、地震調査研究推進本部

※詳細は、公式サイトをご覧ください。こちら

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 [3] 断層トリップ
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日本には2千以上の活断層があると言われています。
断層のずれを観察できたり、ジオパークなどに登録されているスポットが
各地にあります。そんな場所をご紹介いたします。

第6回:郷村断層

京都府京丹後市にある「郷村断層」は、1927年(昭和2)の北丹後地震
により地表に現れたもので、樋口・小池・庄野内の3か所が国指定の
天然記念物になっています。この地震はM7.4、死者・行方不明者が
2,925名にのぼる大地震で、家屋倒壊率も7~9割だったと言われて
います。樋口地区の断層は、駐車場があり見学しやすい箇所です。

住所:京都府京丹後市網野町郷
アクセス:京都丹後鉄道 宮豊線「網野駅」より車3分
http://www.pref.kyoto.jp/select200/geo03.html
(京都府ホームページより)

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発行開始月:2011年10月
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