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Vol.35

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      R E I C マ ガ ジ ン  Vol.35       
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2014.8.18━━━━━
[1] REICニュース
1. 参加受付中!! REIC防災セミナー(第10回)を開催します
「最近の気象災害と気象防災」
村中 明 氏 気象防災サポーター・元気象庁予報課長
2. 気象庁は「高解像度降水ナウキャスト」の提供を開始しました
[2]《特集》『緊急地震速報の技術的改善について』
解説 REIC常務理事 山口 耕作
[3] 会員トピック 『常葉大学社会環境学部長 池田浩敬教授』
[4] 事務局より  かたやま通信 ブログ開設のお知らせ♪
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[1] R E I C ニ ュ ー ス
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◆ REIC防災セミナー(第10回)を開催します ◆
 「最近の気象災害と気象防災」
   講師:村中 明 氏 気象防災サポーター・元気象庁予報課長
   日時:平成26年8月28日(木)17:30~19:00
   会場:地震予知総合研究振興会 会議室
     (東京都千代田区猿楽町1-5-18 千代田ビル8階)

近年、日本では台風などによる大規模な災害は減りつつあるものの、局地
的な大雨や竜巻などによる災害は毎年のように繰り返されています.災害を
もたらすような現象は台風のように大きなスケールのものから竜巻や雷など
時間的、空間的に極めてスケールの小さいものまで多様です.こうした現象
の予測に取り組むのがスーパーコンピュータによる数値予報です.予測技術
の進歩にはめざましいものがありますが、現在話題となっている局地的な大
雨や竜巻などの現象は、最新の予測技術をもってしても事前に精度良く予測
することは困難です.気象防災においては技術的な予測に頼るだけでなく、
防災気象情報を効果的に利用して適切な防災行動をとることで、被害の軽減
を図ることが可能です.講演では、最近の気象災害の特徴などを取上げると
ともに、そうした災害への備え、防災への取り組みなどについてご紹介頂き
ます。
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定員30名(先着順)、参加費はREIC 1会員あたり2名まで無料、会員3人目
以降および非会員は1名2,000円です。満員になり次第〆切らせて頂きます。
参加申込方法など詳細はこちら
http://www.real-time.jp/wp/wp-content/uploads/2014/08/140808_seminar10.pdf

◆ 気象庁「高解像度降水ナウキャスト」の提供を開始 ◆
気象庁は、降水域の分布を高い解像度で解析・予測する「高解像度降水ナウ
キャスト」を8月7日より提供を開始しました。250メートル四方・30分先
までの予測が可能に。(資料は気象庁HPより)
http://www.real-time.jp/wp/wp-content/uploads/2014/08/140725_JMA_highresorad
.pdf

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[2] 《特集》『緊急地震速報の技術的改善について』
     解説 REIC常務理事 山口耕作 
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会員の皆様には、REICの活動にご協力とご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。
この度、気象庁から「今後の緊急地震速報の技術的改善について」と題した報道発表
がありました。詳細は以下をご覧下さい。
http://www.jma.go.jp/jma/press/1407/14a/EEW_kaizen_201407.html

やや高度な内容となっておりますので、以下に平易な解説を致しました。
ご利用頂ければ幸いです。
解説:緊急地震速報の技術的改善について

また、本件に関する説明会が開催されます
日 時:平成26 年8 月26 日(火)13 時30 分~15 時00 分
場 所:気象庁講堂(東京都千代田区大手町1-3-4 気象庁庁舎2階)
議 事:
・今後の緊急地震速報の技術的改善(新しい予測手法の導入)について
・新しい予測手法の導入により民間事業者等が必要となる対応について
詳細および参加申込書は下記をご参照ください。
「緊急地震速報の技術的改善についての説明会」の開催について
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[3] 会員トピック
   ≪ 常葉大学社会環境学部長 池田浩敬教授 ≫ 
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今回は、賛助会員の常葉大学社会環境学部長 池田先生に、研究内容について
ご紹介いただきました。
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私の専門は、都市防災・都市復興です。現在、研究室では、津波避難シミュレー
ションを使った津波避難計画の立案・検証に関する研究、東日本大震災の被災地
での津波避難行動に関する調査に基づく行動特性把握に関する研究、過去の津波
災害からの復興まちづくりの歴史を調べ、そこから次の災害に備えたまちづくり
の教訓を導き出すための調査研究、過去の災害の教訓を次世代あるいは他地域の
人々に伝承していくための手法に関する研究、住宅耐震化を促進するための有効
な支援制度の制度設計に関する研究など様々な研究を学生達と一緒に行っていま
す。具体的には、東日本大震災の被災地の岩手県大船渡市の綾里地区において、
復興まちづくり支援と調査研究を継続して行っています。また、静岡県沼津市に
おいて津波避難シミュレーションに基づく避難計画の検討・検証を実施していま
す。さらに、本年度からは、静岡県富士市で事前都市復興計画の検討に携わって
います。
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常葉大学HP 教員情報より
http://www.tokoha-u.ac.jp/teachers/social-environment/social-environment/ikeda_h/index.html
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[4] 事務局より
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◆ かたやま通信ブログ開設のお知らせ♪ ◆
ご好評いただいています『かたやま通信』は新たにブログを開設しました。
今後は随時更新する予定です。お楽しみに!
  新ブログはこちら 
    REIC顧問 http://ameblo.jp/reic-komon/

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