特定非営利活動法人 リアルタイム地震・防災情報利用協議会

特集ページイメージ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      R E I C マ ガ ジ ン  Vol.31 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2014.4.11━━━━ 
[1] REICニュース
   ◆ 第8回「REIC防災セミナー」のご案内(参加受付中!)
      講師は東京大学教授 目黒公郎氏です
   ◆「緊急津波避難情報システム」の地域利活用に向けた実証実験
     事業が日本郵政㈱の年賀寄付金配分事業で採択されました

[2] かたやま通信-No.29 『ものの価値は時代とともにかわる』
               (REIC会長 片山 恒雄)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
[1] R E I C ニ ュ ー ス
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
◆ 第8回「REIC防災セミナー」のご案内◆

NPO法人リアルタイム地震・防災情報利用協議会は、平成26年度で第13期
を迎えました。
緊急地震速報の利活用を目標にスタートした当協議会は、この間、「新潟中
越地震」「新潟中越沖地震」そして「東日本大震災」という災害に直面し、緊
急地震速報の更なる普及はもとより、緊急地震速報をトリガーにしたさまざま
な防災情報の利活用に取り組んでおります。
そうした活動の一環として、昨年7月から行っている定例セミナー「地震・
防災リレーセミナー」は、防災・減災に関する情報提供を望む声が多く寄せら
れていることから公益財団法人地震予知総合研究振興会(ADEP)と共同で企画
立案したもので、26年度は「REIC防災セミナー」としてさらに内容を充実さ
せて行っていく所存であります。
期首となる4月は、東京大学の目黒公郎氏を講師としてお招きします。
目黒氏の語る「地震防災」は、会員企業様の日常の防災・減災対策はもちろん
ビジネス活動のヒントになるものと確信いたしております。どうぞふるってご
参加ください。
あわせて、本セミナーの趣旨をご理解いただき、本年度もご協力、ご高配を賜
りますようお願いいたします。
NPO法人リアルタイム地震・防災情報利用協議会 事務局

【日時】平成26年4月25日(金)17:30~19:00
【場所】(公)地震予知総合研究振興会 会議室
    東京都千代田区猿楽町1-5-18 千代田ビル8階
    http://www.adep.or.jp/about/access.html
【講師】目黒公郎氏 東京大学教授,
          生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター長
    中央防災会議専門委員ほか、多数の省庁や自治体、ライフライン企業等の
    防災委員、国際地震工学会「世界安全推進機構」理事、日本自然災害学会
    理事、地域安全学会理事、日本地震工学会理事、日本活断層学会理事など
    を歴任。専門は、都市震災軽減工学、防災戦略論)

定員30名(先着順)、参加費はREIC 1会員あたり2名まで無料、会員3人目
以降および非会員は1名2,000円です。満員になり次第〆切らせて頂きます。
参加お申込やお問合せはREIC事務局まで。

◆「緊急津波避難情報システム」の地域利活用に向けた実証実験事業が日本郵政
㈱の年賀寄付金配分事業で採択されました◆

日本郵政株式会社(JP)の平成26年度年賀寄付金配分事業における「風水害、
震災等非常災害による被災者の救助又はこれらの災害の予防を行う事業」の一般
枠・活動・一般プログラムで、当協議会が提案した「緊急津波避難情報システム」
地域利活用の実証実験事業が採択されました。
この実証実験では、静岡県内の自治体をフィールドに、インターネット網とモ
バイル端末を駆使して、有効な避難場所への誘導を交通事業者、宿泊事業者など
の業態別に行い、災害時に必要な情報の受発信を検証します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
[2] かたやま通信-No.29 『ものの価値は時代とともにかわる』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
 極寒の地では食べ物が凍りつかないように冷蔵庫に入れるという話をお聞きに
なった方は多いだろう。場所が変われば、同じものでも、その使い方が変わると
いうことだ。同じように、時代が変わると、ものの役割や価値は変わる。

 戦後の貧乏だったころには、バターは高くて買えないからマーガリンをパンに
塗って食べた。お肉は高いから、豆でしのいだ。いまは、健康志向のためにマー
ガリンのほうが良いと言われ、やはり健康志向のために菜食主義を選ぶ人が少な
くない。自宅にテレビがないから、毎週のように映画館に足を運んだものだが、
いまは、家で寝転がって一日中テレビを見て過ごすようになってしまった。映画
館の価値も地に落ちたと言えるかもしれない。

 マイカーを運転するなんてことは想像もできなかったから、みんな自転車で我
慢していたが、いまや、クルマなんて持たずに自転車に乗る方が環境に優しいう
え格好もいいと思っている若者が少なくないようだ。

 石炭が「黒いダイヤ」と言われ、九州の炭鉱地帯が栄えたころは
、      月が出た出た、月が出た
     三池炭鉱の上に出た
     あんまり煙突が高いので
     さぞや、お月さん 煙たかろ
と歌われたが、煙突から黒い煙がもくもくと上るさまは、産業隆盛の象徴のよう
に見られていたに違いない。
 こんな例は、ほかにもたくさんあると思うが、これから5年、10年経ったあと、
リアルタイム地震情報はどんな役割を担っているだろうか。地震予知がきわめて
難しいからという理由でスタートした緊急地震速報だが、いまよりは信頼性の高
い地震予知ができる時代だってやってこないとは言えないのだから。
                      (REIC会長 片山恒雄)
-------------------------------------------------------------------
※ REICへの入会案内はこちら http://www.real-time.jp/gaiyou/join.html
 
※ 本メールは配信を希望された方、REIC会員の方(前会員の方も含む)、
  REIC主催のイベントにご協力、ご参加いただいた方にお送りしています。

  REICマガジンの配信申込み・停止およびご意見・ご感想・情報提供は
              こちらまで reic_magazine@reic.or.jp 
  -------------------------------------------------------------------
【REICマガジン】
発行日:月1回・毎月上旬発行(休刊:GW、年末年始など)
発行開始月:2011年10月

【発行元】〒160-0016 東京都新宿区信濃町11-3 AK信濃町ビル2F
特定非営利活動法人リアルタイム地震・防災情報利用協議会 事務局
TEL:03-5366-2720 FAX:03-5366-2740 HP: http://www.real-time.jp
-------------------------------------------------------------------
Copyright(C)Real-time Earthquake Information Consortium.All Rights Reserved.
掲載記事を許可なく転載することを禁じます。


戻るボタン

書籍案内ヘッド
地震書籍
緊急地震速報を有効利用するための方策・活用の実務書です。
購入申込ボタン
地震書籍
緊急地震速報を導入するためのガイドブックです。
全国書店にて購入可能

お問合せ先

(C)Real-time Earthquake & Disaster Information Consortium. All Rights Reserved.