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Vol.36

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R E I C マ ガ ジ ン  Vol.36
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2014.9.5 ━━━━━
[1] REICニュース
   REIC防災セミナー(第10回)を開催しました
[2] 会員トピック
   『弘前大学』 -自然現象と人間社会と人間行動の係わりから-
[3] 事務局より
   緊急地震速報の訓練(11月5日)に参加しましょう
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[1] R E I C ニ ュ ー ス
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◆ REIC防災セミナー(第10回)を開催しました ◆
「最近の気象災害と気象防災~主に局地的な大雨と竜巻」
講師:村中 明 氏 気象防災サポーター・元気象庁予報課長
日時:平成26年8月28日(木)17:30~19:00
会場:地震予知総合研究振興会 会議室
講演要旨はこちら
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[2] 会員トピック 『弘前大学』
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今回は、弘前大学有賀義明教授に、新設された自然防災研究センターを
ご紹介いただきました。
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≪自然現象と人間社会と人間行動の係わりから≫
 自然現象だけでは災害になりません。自然現象(地震、火山、津波、気象等)
に人間社会(構造物、施設、都市等)や人間行動(意識、価値観等)が係わって
くると災害が顕在化します。したがって、自然災害(地震災害、火山災害、地盤
災害、気象災害等)の繰り返しを断つためには、自然現象の解明だけでは用が足
りず、人間社会および人間行動の防災化が必要不可欠になります。
 弘前大学の理工学研究科では、このような観点から、自然災害の抑止軽減に貢
献するために、2014年4月に自然防災研究センターを新たに開設しました。本学
には、地震学、地質学、気象学、地震工学等を専門とする教員がいることから、
防災を共通の目標として、個々の細分化された技術や知見を有機的に連携させな
がら、自然防災の実現に役立てるための教育、研究、人材育成に取り組んでいま
す。現在、15名の教員で構成しています。
 地震防災の面では、地球が活きている限り、大地震は繰り返し必ず発生します
ので、大地震がいつ来ても大丈夫なように、人を傷つけたり殺したりしない構造
物、施設、都市の実現が必須になります。そのためには、人間の意識、価値観の
防災化、シンプルに言えば、個人、家庭、企業、自治体、国等のそれぞれの場で、
市民の一人ひとりが安全・安心に対する強いコダワリを持ち続け、安全最優先の
考え方を確実に実践することが必要不可欠ではないでしょうか。
 有賀義明 弘前大学教授、大学院理工学研究科副研究科長、
      附属地震火山観測所長、自然防災研究センター長
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自然防災研究センター http://www.st.hirosaki-u.ac.jp/outline/centers.html
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[3] 事務局より
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◆ 緊急地震速報の訓練に参加しましょう ◆
11月5日は津波防災の日です。この日に気象庁は緊急地震速報の全国的な訓練を
実施します。緊急地震速報が発令されたとき、どのような行動をとり身を守りま
すか。訓練に参加して、もしもの日に備えましょう。
詳細はこちら
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